今さら聞けない!腸内環境が健康と美容にいいといわれる理由

最近はテレビやネットなどのメディアでも、腸内環境のことが大きく取り上げられるようになりました。

私たちの健康や美容には、腸はとても大きな役割を持っているからです。

よく「腸内環境と整える」といったりしますが、腸内環境とは大腸の中の様子のことです。

腸には腸内細菌が住んでいて、善玉菌や悪玉菌がお互いに増えたり減ったりしています。

この腸内環境のことは、別に「腸内フローラ」といったりします。

これは腸内細菌の様子がお花畑のように見えることから、そう名付けられました。

私たちは生きるために口から食べ物を食べます。

そして、その食べ物は胃、小腸を経て大腸へと移動します。

その過程で消化・吸収が行われ、いらなくなったものが便として排出されるのです。

大腸まで運ばれた食べ物は、そこで水分を吸収され、残りが便となり体外へ排泄されます。

この腸内を善玉菌優位にしておくことが、健康にも美容にもよい結果をもたらします。

大腸には、腸内細菌が住んでいますが、これには、善玉菌と悪玉菌の他に日和見菌と呼ばれる3種の菌がいます。

善玉菌はその名前のとおり、体にとって良い働きをしてくれる菌のことで、乳酸菌やビフィズス菌が代表的です。

一方悪玉菌は、健康にはよくない菌のことです。

この悪玉菌がふえることにより、重大な病気を引き起こすこともありますので、悪玉菌をいかに押さえるかかが健康へのカギということになります。

日和見菌というのは、善玉菌でも悪玉菌でもない細菌ですが、善玉菌が優位になったときには善玉菌のように働き、悪玉菌が優位になったときには悪玉菌に近い作用をするものです。

ですので、腸内環境を制するには、悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことがとても重要なのです。

では、具体的に腸に悪玉菌が増えてしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。

まず、腸の働きが悪化するので、便秘や下痢などの症状が現れてきます。

さらに、肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルを招きやすくなります。

腸の働きが低下するので、おならが臭ったり、疲れやすくなることもあります。

悪玉菌が増えると便秘がちになりますが、腸にとどまった便は腐敗して悪臭や毒素を発生させます。

ここで生成された有毒物質は、血液に取り込まれ全身へと運ばれますので、体のあらゆる器官において不調が現れることになります。

腸は、生命維持に必要な栄養素を吸収するという役目を担っています。

腸に悪玉菌が増えると、この栄養を吸収するという機能が正常に働かなくなります。

同時に便が腸の中に長く滞在しますので、より多くの栄養を吸収することになり、脂肪を蓄えやすくなってしまうんです。

これがきっかけで、痩せにくくなったり肥満になることもあります。

腸は体内の不要なものを排出する機能を持っています。

ですから、腸内環境を善玉菌優位にしておくことで、体内の細菌ウイルスや有害物質をより早く取り除くことができるようになります。

もう一つ、腸には、免疫細胞もたくさん住んでいます。

そのため、腸の働きをスムーズにしておくことが免疫力アップにもつながり、病気に強い体を手に入れることができるのです。

ところが、腸の悪玉菌が繁殖した状態では、体の抵抗力が下がってしまうので、大腸がんなどの深刻な病気を招いてしまうこともあります。

このように、健康を維持するためには、腸内環境を善玉菌優位にしておくことが大切です。

そのためには善玉菌が好む食事を取ることです。

善玉菌を増やす食品としては、乳製品や発酵食品などが代表的です。

また、善玉菌が好む食物繊維やオリゴ糖などを含む食べ物もおすすめです。

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。

腸を元気にするためには、この2つの食物繊維をバランスよく摂るようにします。

食物繊維には腸の粘膜を強化する役割もありますので、積極的に取り入れるようにしましょう。

不溶性食物繊維:水溶性食物繊維を1:2の割合で摂取するのが理想的だといわれています。

腸は私たちの健康や美容にとても重要な役割を担っています。

若々しく健康的な生活を送るためにも、善玉菌を増やす食生活を心がけたいものです。

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